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谷川雁 - 原点が存在する

(弘文堂/Book)
関係性の変化、己の立つ場所、その確認を行う度に思い出される「連帯を求めて孤立を恐れず」との言葉は、元の文脈から外れ私の中で解釈され、その重みを増す。筆者の状況との関係と、私の状況との関係は異なれど、その意志のみを受け取りたい。
私の場合、何のためにこのような位置に自らを置くのか。その動機を考えると、以前より思考していた人間関係における贈与の問題がその根幹にあることに気がつく。人間関係は、あるいは社会は交換と贈与によって成り立つ。しかし交換や、打算を含んだ贈与を私は断固拒否する。少なくとも個人的な知人友人のレベルにおいては。無関係から生成された人間関係における、純粋化された無償の贈与とは存在するのだろうか。認知されようがされまいが他者へ贈与しつつ、同時に他者への精神的依存を破棄すること。ほとんど個人的な感情の吐露であるが、そのような贈与の存在を実践の中で確認したいのである。

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2007年10月04日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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