京都から東京に移られた坂上しのぶさんより、展覧会のチラシとポスターが送られてきた。
所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」
http://www.tokorozawa-biennial.com/
以下、企画概要より引用。多くの部分で賛同したい企画であるが、特にここ。
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秋葉原風俗を背景にした一連のフィギュア・ポップもその一つといえますが、その凍りついたような人工性と一面性と表層性が、無差別殺傷事件に象徴される、深層からの逆襲を招いたといえます。美術思想とは本来、表面から闇に向かって垂直に下りてゆくパースペクティブを獲得する知であったはずですが、闇を欠いた表層の美術とその周辺は、皮肉にも闇の側に飲み込まれることになったのです。美術が今取り戻さなければいけないのは、表層の快楽ではなく、闇を含めた存在の全体性の回復なのだと思います。
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秋葉原風俗ことオタク系文化にも親しむ私だが、現代美術におけるオタク系文化の援用とその氾濫を指しての批判である点においては、この主張を肯定する。やはりあれら(現代美術のフィールドにおいてオタク系文化、あるいはサブカルチャーの援用を行う一群)は問題を多く孕んでいる。