今期は「ひだまりスケッチx365」「鉄腕バーディー」を視聴中。商業アニメについては、実験映像方面の作品を観るのとは違う脳ミソで作品を視聴しているように思う。これは心地良いか否かのみの、極めてシンプルな感覚的判断であり、食欲とか性欲とか、そういったものに近い部分で作品を受容している。さらに、デフォルメされていながらも、妙にリアリズムを感じさせる日常を描いた作品が特に好みだ。
これを日常の埋め合わせと言われようと(その通りなのだが)、商業アニメを見るのは止めないだろう。ただし左翼寄りというか、ゆるやかな共同体意識を持って世界を見渡そうとしている人間なので、さすがに自分の現実をほっぽり出して、架空の世界に没入することはない。その共同体意識自体が現実に存在しない架空の意識だろうと言われると返す言葉もないが。
追記:
どうも食欲とか性欲とか極端な例を挙げてしまった気がするので訂正して付け加えると、やはり表現形式においてユニークな試みー演出、作画ともにーを行っていることが望ましい。いくら何でも単なる萌えアニメは観ていて辛い。
これは実験映像方面の作品を観るのと同じ脳ミソ=価値観も、作品によっては、商業アニメを観る時に使っているということである。今期の2作品で言えば「ひだまりスケッチx365」には実験映像方面の作品を観る時の価値観も使っている。反対に「鉄腕バーディー」では実験映像方面の作品を観る時の価値観は使っていない(シンプルに楽しんでいる)。「ひだまりスケッチx365」は、いや新房昭之はアヴァンギャルドだ。