Satyricon
2009/3/16 名古屋クアトロ
現代のヴァイキング達を観にクアトロへ。印象に過ぎないが、何と言うか、ブラックメタル特有の凶暴さとはまた違った要素が増してきたなと思った。もちろんSatyrもFrostもペイントは行っていない。メンバーはサポートのギター、ベース、キーボードを加えた五人編成。それでも中盤から自らギターを持ち出して演奏するSatyrの姿を見ているだけで満足であった。対抗文化としてのブラックメタルは90年代のノルウェーにおいて本当に存在したのだと確認した。2度のアンコールを挟んで、ラストは待ってましたの「Mother North」。ハイテンションなイタリアンプログレバンドがブラックメタルをやったかのようなこの曲、実に楽しく合唱に加われた。
私にとって、文化的空間におけるテロのみならず、現実的空間におけるテロへと至ったブラックメタルの文化的背景はかなり興味深い。ノイズやネオフォークを聴かれる方ならKari Rueslatten、FenrizとSatyrが一緒にやったStormなんかもお勧め。
四月から私も寒い地へと移る。ブラックメタルがよく似合う地だ。