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Synanthesia - Synanthesia

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(Elegy/CD)
1969年に発表された、柔らかく夢見心地な英国アシッドフォーク。多くの英国フォークバンドが所属していたセプテンバー・プロダクション絡みだそうだ。アシッドフォークといっても、3人のメンバーが、ギターの他にもオーボエやサックス、ヴァイブラフォン、ボンゴ、ヴァイオリンといった多くの楽器を器用に奏でていて、室内楽的な上品さがある。それに加えて、プログレっぽい技巧や大胆な展開も時々織り交ぜてくる。だからといってあまりやり過ぎてもおらず、ちょうど良い案配である。基本的に少しトラッドっぽい、甘いメロディが根幹にあるので、のんびりと聴くことができる。

現実が過酷であればあるほど、こういった嘘くさいほどに平穏な音世界は際立ってくる。アシッドフォークを現実からの逃避のために聴く廃人にとって、本作は、昼下がりのうたた寝のよい伴となるはずだ。

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2009年05月08日 16:30に投稿されたエントリーのページです。

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