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2009年06月 Archive

2009年06月02日

5/26-6/1

5/26
11時より移動して、夜7時に羽田着。

5/27
午前はせっかく東京に出たので家具を下見。名市大の退職金でソファを購入しようかと。午後からは山口勝弘さんを訪ね、戦後アヴァンギャルド芸術の始まりについて聞き取り調査をさせて頂く。花田清輝と瀧口修造の対比、それによって戦後アヴァンギャルド芸術の核心を把握出来るような気がする。その後、横浜美術館にて松永さんと打ち合わせ。加えて開催されていた「金氏徹平」展を駆け足で観る。夜は知り合いと飲み。

5/28
午前中は国立近美にて、山口勝弘関係の資料を閲覧させてもらう。瀧口修造が山口勝弘に宛てた葉書の複写など、目眩がするような資料ばかり。そして昼からは「ヴィデオを待ちながら」展を観る。近美の大谷さんらとお話しした際に聞いたところ、出品作を全て見倒すと13時間かかるらしい。なるべく全部観るようにしていたら、半分もいかない辺りで時間切れ(笑)。数日後もう一度観に行くつもりだ。その後、牧野さんと渋谷で待ち合わせてワルシャワに行き、CDを一枚購入。そのまま近くのベトナム料理屋にてNo Fun Fest上映の土産話を聞く。牧野さんがPrurientと親しくなったというのは、かなり意外な話だった。パワエレのような後ろ向きでネガティブな音楽を聞いている牧野さんの姿は、ちょっと想像がつかないが(笑)。Prurientの「Cocaine Death」等を聴かせてもらう。しばらくして石田尚志さんと松山由維子さんも合流される。お二人には初めてお会いするのだが、以前より牧野さんからいろいろと話は聞いていたので、あまり初めましてという感じもしなかった。お二人の作品集まで頂いてしまって恐縮する。そのまま閉店まで飲む。
以下、ワルシャワにて本日の散財。Grey Wolvesのカセット作品のCD再発。PrurientのレーベルであるHospital Productionsより。
Grey Wolves - Judgement / CD

5/29
名古屋へ新幹線で移動。前の職場に顔を出して、食堂のおばさんや一部の方々に挨拶。顔を見ると不快になる教員が何名かいるので、名古屋市科学館へすぐに移動。メアリー・アン・ドーンの講演「時間は空間になったか?―映画、デジタルアート、予告編」を聴く。時間が空間化する~すなわち時間という連続性のなかで不可分なものとして存在していたものが、近代において物や数値に置き換えらてきた流れを、ベルクソンやジェイムソンを参照しながら確認する。そして、それを最近のハリウッド映画の予告編、蔡明亮『落日』の映画館のシーン、杉本博司の写真、ジム・キャンベルの『照射される平均値 #1』から読み解くという内容であった。確かに時間性が映像において、どのように切り刻まれ圧縮されているのかを考察するのは興味深い。しかし、個々の例に立ち入ると杉本博司やジム・キャンベルといったサンプルは、この問題設定においては意図的なバイアスがかかり過ぎている気がしないでもない。

会場では久しぶりに堀さんと再会。堀さんの同僚だという門林さん達と連れ立って飲み。私はカテゴリーとしての「実験映画」内部の閉じた状況を批判しているが、その一方で「実験映画」外部の、具体的にはある種のフィルムスタディーズの研究者が実験映画を論じることにも違和感を覚えている。そんな悩みを聞いてもらう。話しているなかで堀さんに指摘されて痛かったのだが、やっぱり私の考え方は矛盾している。単に私の心が狭いだけではないのか、という気にもなる。それに引き替え、堀さんや門林さんのフーコー的な射程の広さはどうだ。何だか私が極めて細かい所で小さな事柄にこだわっている小さな人間のように思えてくる。途中で堀さんらと別れて、約束していた知り合いらと飲みへ。

5/30
名古屋にて一泊。午前中は昨日会えなかった知り合いと会う。その後、名古屋大学の映像学会大会へ。メアリー・アン・ドーンの講演「クロースアップ―映画における不動性とスケール」とディスカッションを聴く。本日はクロースアップの問題を取り上げていたのだが、問題設定のベースにあるものは、昨日の講演と同じく、近代が様々な方法によって(クロースアップの問題においてはスケールの可変によって)対象を空間化したということだろう。このなかで劇映画のサンプル(西部劇など)に混じって、ウィラード・マースとマリー・メンケンの『身体の地理学』が取り上げられており、やや唐突だなと思えてしまった。フィルムスタディーズのコンテクストにある研究者が幅広い関心を持ち、実験映画について言及することは評価すべきことなのだが、これは適当な言及だったのだろうか。あるいは「実験映画」という狭義のカテゴリーを脱構築するような有意義な言及だったのだろうか。

このように思ってしまったことは講演の問題ではなく、むしろ私の過去の経験に理由がある。私は昔、あるフィルムスタディーズの研究者に、私が実験映画やビデオアートを研究していることについて、「これは(私のやっていることを指して)ジャーナリズムだね」と言われたことがある。この言葉は今も私のなかで重く響いている。誤解のないように言っておくと、そのフィルムスタディーズの研究者に悪意があったとは全く思っていない。むしろ、その言葉は私個人の書いたものの粗末さに向けられたのではなく、何か別のものに向けられていたように感じられる。そして、その言葉は私のなかで「フィルムスタディーズにおいて実験映画やビデオアートが軽視され、劇映画ばかりが言及されるのは何故なのか」という疑問が浮上する契機となった。その出来事の後しばらくしてリピットさんや堀さんと出会って、彼らの実験映画やビデオアートへのスタンスに共感を持ったこともあり、その疑問も随分解消されていたのだが、この日は久しぶりにその疑問について考えさせられた。

講演終了後、懇親会をパスして名古屋大学を後にし、今池で知り合い何名かと会う。この知り合いとの話し合いのなかから、また一つ面白い試みがスタートしそうな気配。そして最終ののぞみで東京へ戻る。今回は越後谷さんと会う余裕がなかったのが残念だ。

5/31
先日、半分しか観られなかった「ヴィデオを待ちながら」展の続きを観ようと、再び国立近美へ。閉館ギリギリまで作品を見続けて、何とか全作品を見倒した。さすがに長い作品は最後まで見られなかったが、30分以下の作品はなるべく最後まで観るようにした。つい先日メアリー・アン・ドーンの講演を聴いた訳だが、この展覧会を「ビデオやフィルムといった映像メディアが、芸術のコンテクストにおいて身体/行為/場所をどのように空間化したのか?」という問いについての、豊富な回答集としてみると面白いなと思えた。特にロバート・スミッソンの『スパイラル・ジェッティ』が強く印象に残る。ただ、展覧会自体はかなり楽しかったのだが、ビデオアートの歴史や美術家のフィルム作品と隣接する他ジャンル(実験映画)の関連が問題にされてこなかった国内の状況下では、本展がビデオアート周辺の歴史を踏まえる展覧会であると理解されかねない構成であることが少し気になった。
その後、新宿に出てユニオンを巡回する。欲しいレコはあったのだが、金が足りなかったので何も購入せず。

6/1
午前中は家具を購入しに行く。念願のソファだ。これでもう床に薄い布団を敷かなくて済む。その後、帰路につく。

2009年06月03日

市民税

退職金を何に使おうかと想像を楽しんでいたところ、去年の市民税32万円を引き落としますとのお知らせが届いた。ずっと給料引き落としだったので意識することもなかったが、毎年こんなに支払っていたのか。具体的に言うと退職金が三分の一減った(笑)。

この税金は、まさしく前任校の予算にも使われている訳で、複雑な気分だ。勿体無い金の使い方はしないで欲しい。

記録: 本日の散財

以下、Meditationsへオーダー。
Jack Rose - Dr. ragtime and his pals / CDx2
Search Party - Montgomery Chapel / CD
Elias Romero - 3 Films / DVD

以下、Amazon経由でオーダー。
VA - ANIMATED SOVIET PROPAGANDA / DVDx4

2009年06月04日

図書室だより

大学の「図書室だより」の、お勧めの一冊コーナーにコメントを書いてくれと頼まれる。司書さんにはお世話になっているので快諾したものの、よく考えたら人に(特に学生に)勧められる本って何があったっけと大いに悩む。持ってる本は大半が資料としてのものであり、あまり何かに特化した本を挙げても仕方がない。思想関係の本も大きな流れとして読んでいるので、一冊だけ取り上げることはしにくい。取っ付きやすくて、そこから関心を拡げてゆけるような本…。

いろいろ考えて、アンドレ・ブルトン「ナジャ」にした。我ながら良いセレクトではないかと。

2009年06月05日

「The World」ライブ上映

本日は爆音映画祭における、牧野貴+ジム・オルークの「The World」ライブ上映があります。
http://www.bakuon-bb.net/program/still.php

観に行ける人は、是非。

牧野貴にとって60分という初の長編であること、ジム・オルークが「ターミナル・ファーマシー」を超えるエレクトロアコースティックをライブにて演奏すること、どちらもとても興味深い。実験映画の内部にとっても、外部にとっても、参照する価値のある出来事になると思います。

2009年06月06日

Hors Piste Japon

東京日仏学院で開催される「Hors Piste Japon」のシンポジウムに参加します。北の果てにいる人間に声をかけて頂けるとは、有り難い限りです。お役に立てるといいのですが。6/12、6/15にはフランス「Hors Piste」のプログラムもあるそうです。それにしても飯村隆彦と宇野邦一という取り合わせが凄い。

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Hors Piste Japon
2009.06.14 14:00 - 21:00
東京日仏学院 エスパス・イマージュ

〒162-8415
東京都新宿区市谷船河原町15
Email :tokyo@institut.jp
Tel :03-5206-2500

料金:上映プログラム1回/一般1000円、会員500円 シンポジウム・カンファレンス/無料

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14:00-17:30
<ジェネラル・プログラム上映&シンポジウム>

新しい映像は、私たちに開かれている。それは私たちとともに、この時代を歩む。それは私たちに一番近い映像なのだ。ここに集められたアーティストの作品を見るとき、彼らがめいめいのやり方で、この世界と真摯に取り組んでいるさまと出会うに違いない。新しい映像の探求は、新しい生き方のリアルな創造なのだ。私たちはそうした作品をとおして、今の世界をいっそう深く、多彩に発見することができる。
現代の日常に映像はあふれている。だがそのほとんどは、「場をもたせる」ためだったり、「流される」ためのものばかりだ。そうした映像は、見れば見るほど、私たちを世界から、リアリティから遠ざけてしまう。しかし「いま・ここ」という地点に立ちとどまって、映像というメディアと懸命に奮闘しているアーティストたちがいる。彼らの作品としばし向き合い、彼らとともに世界をもう一度見なおすこと。そして、映像をとおして感じ、考えることで、世界に一歩近づくこと。そのような経験を、この機会に持ってもらえると幸いである。(河合 政之)

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14:00-15:00
<上映プログラム 1 >
「マテリアル/技法の幻影 」

上映作品:
奥山 順市  「まぜるな」
太田 曜   「PILGR IMAGE of TIME」
石田 尚志  「海の映画」
瀧 健太郎  「Living in the Box -square-」
服部 かつゆき「モニター」(ヴィデオ・ライヴ・パフォーマンス)

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15:15-16:15
<上映プログラム 2 >
「イメージ/視線の変奏」

上映作品:
永岡大輔  「A Poem of Blind Alley」
辻直之   「エンゼル」
小瀬村真美 「朽 -Decaying-」
狩野志歩  「Feinfügig… unüberholbar…」
Tokyo Mob「Democracity」
西山修平  「SHOT -sabotage syndrome-」
飯村隆彦  「I am (not) seen」
相内啓司  「Imago - 鏡の中」

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16:30-17:30
<シンポジウム>

テーマ:「まなざしのメディア/メディアへのまなざし」
パネリスト:阪本 裕文、太田 曜、瀧 健太郎、ジェラルディン・ゴメス(Hors Piste ディレクター)

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18:15-21:00
<Visual Philosophy 上映&カンファレンス>

映像は、思想である。ただしそれは、見ること、聞くこと、そして時間という身体感覚に根ざした思想である。映像を見ることは、思想を身体で感じることなのだ。
上映プログラムでは、思想を身体的な感覚においてあらわすということを追求した、実験映像の試みを紹介したい。60年代以来実験映像の運動をリードしてきた飯村隆彦氏の、視覚として経験される時間や、声とイメージの関係をテーマにした作品、そして電子映像の「乏しいイメージ」の氾濫がもたらすリアリティの不在をテーマとした拙作を上映する。さらにその後のカンファレンスでは、映像を見る身体を思考する「映像身体論」を展開している宇野邦一氏に参加していただき、身体的な思想としての映像について語り合いたい。(河合 政之)

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18:15-19:15
<上映プログラム>
「時間、声、視線」

上映作品:
飯村 隆彦 「1秒24コマ」
飯村 隆彦 「Talking in New York」
河合 政之 「スペクタクルの社会における神学的状況について」
河合 政之 「不在の風景」
河合 政之 「表れの中へ」

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19:30-21:00
<カンファレンス>

テーマ:「映像の冒険—身体を持つ思想へ」
ゲスト:飯村 隆彦、宇野 邦一
ホスト:河合 政之

2009年06月07日

夏期放送予定の新作

もうすぐ「けいおん」も終る訳だが、この作品は実に良かった。女同士の友人関係における柔らかく暖かな集団意識のようなものが、ここまで押し出された作品も珍しいのではなかろうか。制作者の性別(監督とシリーズ構成が女性)で作風を云々言うのは野暮だが、これはやっぱり男には描き出せない空気感ではないかと思う。男がこの空気感を描き出せたら、それは正直微妙な気分だ(笑)。

夏期放映予定の作品で一応チェックするつもりなのが「化物語」「狼と香辛料II」「青い花」。もちろん「ハルヒ」も継続して観る。劇場作品では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「サマーウォーズ」。意外なところで本命は「サマーウォーズ」だろうか。

2009年06月09日

記録: 本日の散財

以下、Molehillにてオーダー。
Werkraum - Unsere Feuer Brennen / CD
IRM - Indications Of Nigredo / 12EP
Consumer Electronics - Crowd Pleaser / LP

2009年06月16日

6/10-6/15

6/10
羽田へ。そのまま真っすぐ草月会館へ向い、資料室にて草月アートセンターや勅使河原宏関係の資料をごっそり閲覧させて頂く。レアな写真やイベントの運営資料など、実際の規模や状況の理解が深まった。フィルムアートフェスティバル造反事件についての声明文やアジビラなどが興味深かった。なるほど。司書さんにお礼を述べて、喫茶店でひと休みしながら戦利品を整理する。
その後、森美術館の「万華鏡の視覚」展を観に行く。ペーター・チェルカスキーがどのように展示されているのかに興味があったのだが、それよりも思わぬ収穫だったのがリテュ・サリンとテンジン・ソナムによるチベット修行僧の短編ドキュメンタリーである「人間の存在に関する問答」だった。チェルカスキーの作品は持っているDVDに入っているものだった。
以下、本日の散財。
森美術館=編 - 「万華鏡の視覚」展 カタログ

6/11
東京都現代美術館へ「池田亮司 +/−」展を観に行く。ここでの作品において表示されている、俯瞰的視点にて全体を記述しようとするかのような膨大なデータ群は、何についてのものでもない、超越論的な無限の表象である。これらは何ものかとの指標関係を持っている訳ではなく、象徴であるに過ぎない。とするならば、それは宮島達男のデジタル・カウンターのような安直な演劇性と何が違うのか。単に洗練の度合いの問題なのか。
一方で「数学は何についての表象なのか」という問いを立ててみれば、池田は数学が表象しているものを視覚・聴覚を用いて芸術のコンテクストにて表象していると言えないこともない。が、やはりそこには拭い難い違和感が残る。私は池田の仕事であれば、作品が何らかの現象を伴いながら、概念と知覚の狭間で揺れ動く、そのような経験を与えてくれる作品を評価する。なので私は、今回の展示であれば「matrix [5ch version]」のような、概念と知覚の緊張関係を孕んだ作品をもっと観たかった。残念だった。
その後、常設展も観る。田中功起のビデオインスタレーションの宙吊り感覚はやはり面白い。
以下、館内のNADiffにて本日の散財。Chim↑Pomについては、針生一郎まで引っ張り出すとは思わなかった。今日の社会的芸術というのは、高度化した資本主義による平滑化に対して、剥奪された生の可視化、再占有を行うことだと思っていたのだが、後付けでPC化するくらいなら社会的芸術としての存在意義はない。
佐谷画廊=編 - 「アンドレ・ブルトンと瀧口修造」展 カタログ
佐谷画廊=編 - 「西脇順三郎と瀧口修造」展 カタログ
佐谷画廊=編 - 「駒井哲郎」展 カタログ
佐谷画廊=編 - 「福島秀子」展 カタログ
池田亮司 - 「池田亮司 +/− 」展 カタログ
Chim↑Pom,阿部謙一=編 - なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか

夜はスーパーデラックスにて、ドナルド・リチーの解説付きで是枝裕和「ディスタンス」の上映を観る。リチーさんと話す。

6/12
午前中に新宿のユニオンを巡回する。中古レコに対する物欲を失ったのか、何も買わず。その後、写真美術館へ行く。以下、写真美術館のショップにて本日の散財。待望の刊行。
岡村恵子,辻憲行=編 - 「第1回恵比寿映像祭」カタログ

午後からは日仏学院にて、フランスで開催されている映像祭「Hors Pistes」の日本版プログラムの初日を観る。その後、太田さん、河合さん、瀧さん、服部さん、日仏学院のスタッフの方々、「Hors Pistes」のジェラルディンさん達と飲みに行く。何故、数年前から作ることを中断させたのかを少しだけ話す。

6/13
昼に恵比寿のNADiff a/p/a/r/tに行って、Chim↑Pomの「広島!!」を観る。いろいろと思うところがあった。Chim↑Pomがどうした/作品がどうしたよりも、この一連の行動は図らずして芸術についての極めて重要な問題を浮かび上がらせた。そこは高く評価する。
以下、NADiff a/p/a/r/tにて本日の散財。
芸術批評誌REAR No.21 - 「特集:トリエンナーレ!」
総合美術研究所=編,瀬木慎一=監修 - 日本アンデパンダン展全記録

その後、日仏学院へ行って翌日の打ち合わせ。

6/14
今回の仕事である「Hors Pistes Japon」のシンポジウム司会の日。午前中は個人的な買い物。そして飯田橋駅近くの定食屋で、シンポジウムの流れをシミュレーションしながら一人で昼食。開場直前に日仏学院に到着。いろいろな知人と会う。しょっちゅう連絡は取っているのだが、飯村さんと中島興さんに直接会うのも久方ぶり。佐藤実さんも来られていたらしいのだが、以前資料を複写させて頂いた件についてのお礼を言いそびれたのが心残り。なかなか面白い一日だったので、内容については別エントリーで書きます。首尾よく仕事を終え、河合さんとカミーユさんとジェラルディンさんにお礼を述べ、上機嫌で帰路につくが、午前中に買った物を会場に忘れてきたことに電車の中で気がつく。

6/15
今回の東京での用件は全て完了。帰路につく。

2009年06月17日

映像の起源・山中信夫

このようなイベントが明日行われるそうです。とても気になる内容だ。

60年代末〜70年代初頭、多くの美術家が映像(写真、フィルム、ビデオ)に取り組んだ。これは、もの派と概念派にまで突き詰められた、当時の日本の現代美術の状況において、制作を実践として捉え直す過程にて現れた動向であった。美共闘のメンバーであった山中信夫の写真の仕事は、そのなかでも特に重要なものであった。

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多摩美術大学・映像学環・公開特別講義
映像の起源・山中信夫

美術としての映像作品は、どのようにして始まったのか。カメラオブスクーラやピンホール写真など、映像の起源にこだわりつづけ、夭逝したアーティスト・山中信夫。38年前の伝説のデビュー作「川を写したフィルムを川に映す」を、当時と同じ場所で再現する。

6月18日(木)講義—午後6時〜7時半
        映写—午後8時〜8時半    
講義—多摩美術大学・上野毛キャンパス映像スタジオ(3号館1階)
東急大井町線上野毛駅から徒歩5分

映写—多摩川河原(講義の後に一緒に移動します)

講師 山本和弘(栃木県立美術館学芸員)
   三田晴夫(美術ジャーナリスト)

担当 堀浩哉 小泉俊己 栗原一成(絵画学科)
   港千尋 佐々木成明(情報デザイン学科)
   石井茂(映像演劇学科)
   神山亮子(府中市美術館)

この講義は学内他学科と学外の方々にも公開しますので、興味のある方はご自由にご参加ください。

2009年06月19日

記録: 本日の散財

以下、OmegaPointにてオーダー。
- 「ネオダダJAPAN 1958-1970 磯崎新とホワイトハウスの面々」展 カタログ
高柳昌行 - Masayuki Takayanagi Archive 1 / CDx5

どうでもいい事だが、「けいおん」最終話のライブシーンの、歌ってる横顔の口の描き方と動きが実に良かった。グッときた。

2009年06月20日

物語の終わり

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先ほど知ったのだが、ヴァーグ(BURZUM)が服役を終えて、先月刑務所を出所した。ノルウェー語は分からないが、以下を参照。彼が家族とともに平穏に暮らせる事を望む。
http://www.dagbladet.no/2009/05/22/nyheter/black_metal/varg_vikernes/6354526/

2009年06月22日

ミックステープ

アメリカのノイズ作家PBKのサイトに、以前、彼と親交のあったジム・オルーク(当時19歳)が作ったというミックステープが落ちていた。メシアンからゴッドフレッシュまで、意外な選曲が興味深い。まだ音楽大学の一年生で、IOSに参加していた頃だろう。
http://soundgenetic.blogspot.com/2008/12/jim-orourke-mixtapes-198889.html

2009年06月24日

記録: 本日の散財

以下、日本の古本屋経由やAbebooksにてオーダー。
飯島正 - 前衛映画理論と前衛芸術
飯島正 - ヌーヴェル・ヴァーグの映画体系 揃
- 第2回ふくい国際ビデオ・ビエンナーレ 発掘・時代の資源
- 第3回ふくい国際ビデオ・ビエンナーレ 拡張と変容
- 第5回ふくい国際ビデオ・ビエンナーレ メディアの東風
- Passages De l'Image

2009年06月26日

高柳昌行のボックスを聴く

高柳昌行のボックスが素晴らしくて、そればかり聴いていた。散漫さのない、とても高密度な演奏の連続である。嬉しいことに予約特典のDVDも付いていた。下記はそのDVDの抜粋だが、ジャズから遠く離れた、まるでどこぞのノイズ作家のような演奏風景だ。

記録: 本日の散財

以下、ある古書店にネット経由でオーダー。調べもの。
- 日本のルポルタージュ・アート

「エンドレスエイト」二週目で終らず、三週目に突入。一方、「けいおん」がとうとう終了。

2009年06月29日

太陽と原付

週末、よい天気だったので少し遠出をして走ってみた。映画の一シーンのように真っすぐな道路。
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牧野さん、頑張って下さい。微温的な居心地の良さを凍り付かせるような、鋭利な上映会を期待します。
http://makinokino.exblog.jp/10439237/

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